POEM
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特急列車

特急列車の窓の外 薄曇りの空がぼやける 帰る場所が帰る場所じゃないなんて 行くあてのない気持ちが鳴る 空いた隣の席に荷物を置いて また窓の外を眺める どんなことでも 終わりが来ることなんて 分かっていたのに 終わりが来た …